日常の税理士業務の中で気がついたことや、研修や書籍で得た情報を含め、雑多にアップしたいと思っております。自分の勉強ノートを公開した程度のものだとご理解ください。特に税務知識については、同じような経験をされて判断に迷われている方のお力になれればとてもうれしく思います。なお、掲載した日時点の税法であり私自身の知識・経験によりますので、最新の情報や実際の取扱い等についてはご自身にて十分にご確認下さい。
2020年05月17日|近藤会計
税理士の近藤慎之助です
納税通信№3621号より
2018年の物納許可件数は47件とのこと。少ないですね。
2017年度の税制改正で物納財産の順位が改正されており、上場株式等も第一順位になったころから、物納が選択しやすくなったのですが、、、
納税通信に記載されているように、相続開始直前に現金を上場株式に変換する(購入する)ことで、納税を有利にすすめること等ができるとのことですが、、、
相続開始は誰にも予測不能だし、明らかに相続開始が見込まれるような状態にキャッシュを上場株式に変換するだけの気力等があるのかどうか、
そもそも当然ですが、購入後に値下がりすれば単純な損失です。
頭の体操にはなりますが、実際としては難しいように感じます(^^;