日常の税理士業務の中で気がついたことや、研修や書籍で得た情報を含め、雑多にアップしたいと思っております。自分の勉強ノートを公開した程度のものだとご理解ください。特に税務知識については、同じような経験をされて判断に迷われている方のお力になれればとてもうれしく思います。なお、掲載した日時点の税法であり私自身の知識・経験によりますので、最新の情報や実際の取扱い等についてはご自身にて十分にご確認下さい。
2022年04月24日|近藤会計
公表裁決事例集No124
相続税法関係の上4つはすべて同じ裁決について
主に
1.金庫内の現金は相続財産か
2.相続人名義の口座は相続財産か
3.贈与時に相続人が未成年で、法定代理人(親権者)が管理していた相続人名義口座は相続財産か
4.被相続人名義口座を相続開始前に解約し相続人(配偶者)口座へ移した後、被相続人の通帳は廃棄したことは、隠蔽仮装にあたるか
よくあるケースにも思います
1.金庫は会社にあったことから、会社の現金か被相続人の現金か、あるいは別か検討されています
結論は被相続人の現金ですが、、、
3.法定代理人が管理していた相続人名義口座は贈与が成立しているので相続財産から外されています
4.隠蔽仮装は、このパターンが多いように思います、隠したい心理が働くのでしょうね
一連の同一内容の裁決を4つも公表したのはどういった意図だったのでしょうか??