日常の税理士業務の中で気がついたことや、研修や書籍で得た情報を含め、雑多にアップしたいと思っております。自分の勉強ノートを公開した程度のものだとご理解ください。特に税務知識については、同じような経験をされて判断に迷われている方のお力になれればとてもうれしく思います。なお、掲載した日時点の税法であり私自身の知識・経験によりますので、最新の情報や実際の取扱い等についてはご自身にて十分にご確認下さい。
2019年08月23日|近藤会計
小田原の税理士の近藤慎之助です。
今日は東京地方税理士協同組合のセミナーでした
「相続税申告における失敗事例20」
木下勇人先生、トーマツに勤めているときに名古屋事務所との合同研修会の際にお会いしているような、、、
小気味よいテンポですすんでいくセミナーは心地よかったです!
研修であらためて再確認させて頂いた点をいくつか、
1.相続人が一人の場合の数次相続の取り扱い
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研修中に触れた論点ではありませんが、テキストに記載されています東京地裁h26.3.13の判決を参考にされていますが、
これは相続登記の話であって、相続税の計算でも同様の取り扱いかといわれると疑問が残りますがどうでしょうか?
2.養子縁組の際に孫養子とするのはいいけれど、例えば3歳の孫を養子にするなど成人までに相当の期間がある場合には、遺産分割協議に特別代理人をたてる必要が出てきてしまう。
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実際に問題として顕在するのが通常数年先になるので忘れがちな論点だと思いますが、未成年者が相続人になってしまった際には大変手続きになってしまいます。
あるいは遺言を併用して頂くことが大事なんだと思います。
セミナー中は集中していないわけではないのですが、いろんな考え事をして、なぜかセミナーとは全く別の論点の整理がついちゃって、おっっ!と思うことがしばしば
今日も手続き書の追記内容が思い浮かび早速差し込みます(^з^)