日常の税理士業務の中で気がついたことや、研修や書籍で得た情報を含め、雑多にアップしたいと思っております。自分の勉強ノートを公開した程度のものだとご理解ください。特に税務知識については、同じような経験をされて判断に迷われている方のお力になれればとてもうれしく思います。なお、掲載した日時点の税法であり私自身の知識・経験によりますので、最新の情報や実際の取扱い等についてはご自身にて十分にご確認下さい。
2014年12月05日|近藤会計
お客様より相続税申告業務のご依頼を頂いてからの、相続税の申告・納付の作業の流れをご説明します。
現在ホームページに掲載準備中のため、しばらくこちらでご容赦ください。
《ご依頼を頂く》
相続人の方などから当職へご連絡をいただきます。
亡くなられた方のお名前・住所・死亡日、相続人の人数、ご連絡いただいた方との関係、今後の連絡先などをお伺いします。
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《ご自宅へ訪問》
ご挨拶の後、簡単に今後の作業の流れや亡くなられた方の財産について確認します。
ご訪問の日時はお客様のご都合に合わせます。今までの経験ですと四十九日以降の訪問を希望される方が多いです。
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《今後の手続きの流れの説明、不動産の現地確認》
改めて、今後の作業の流れや相続人の方に集めていただく資料のご説明をします。
私どもの税理士報酬規定のご説明も併せておこないます。
また、亡くなられた方が所有していた不動産の現地確認に可能な限りご同行いただきます。
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《集めていただいた資料を預かり、財産を評価し、相続税額を算出》
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《財産・相続税のご報告(概算)》
早い段階で、一度相続人の方に財産と相続税額の概算を確認していただき、
納税資金の捻出方法や計上財産にモレが無いかなどの打ち合わせを行います。
納税猶予や物納・延納など、納税方法についてのご相談もお聞かせください。
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《財産・相続税のご報告(確定)》
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《遺産分割協議》
当職より提示した財産一覧表を基に相続人の間で遺産分割協議を行っていただきます。
税務的な視点からの遺産分割についてのアドバイスも可能です。
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《遺産分割協議書の署名押印》
相続人の方全員に署名押印をいただきます。→遺産分割協議が整えば、遺産の名義変更可能。
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《相続税申告書の押印、相続税の納税》
財産を取得した相続人の方に押印をいただきます。
また、納税が必要な方には当職にて用意した納付書をお渡ししますので、金融機関での納付をお願いします。
なお、申告書の提出は当職にて行います。
ここまでの作業を、亡くなられた日から10ヶ月以内にまとめあげます。
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《相続税申告書とお預かりした資料のご返却》 完了!