日常の税理士業務の中で気がついたことや、研修や書籍で得た情報を含め、雑多にアップしたいと思っております。自分の勉強ノートを公開した程度のものだとご理解ください。特に税務知識については、同じような経験をされて判断に迷われている方のお力になれればとてもうれしく思います。なお、掲載した日時点の税法であり私自身の知識・経験によりますので、最新の情報や実際の取扱い等についてはご自身にて十分にご確認下さい。
2017年05月01日|近藤会計
小田原の税理士の近藤慎之助です。
今日は、厚木で財産一覧と相続税額の一次報告会だったのですが、昼過ぎから突然の雷雨に驚きました(>_<)
財産評価基本通達の改正が本年中にあることは、平成29年度税制改正大綱で確認したとおりで、いつ公表されるかは不明のままでしたが、ようやくGW明けに公表されるのですね☆
といっても、すでに年明けに事業承継関係で、非上場株式を親族間で譲渡しているわけで、後付で税務となるわけですが、さて、経過措置はどうなるのでしょうか。
納税者不利の可能性も大いにあるわけで、特に、たまたま役員退職慰労金等で株価が下がったところで譲渡、贈与を検討していた方には不利に働いているのではないかと思います。
逆にコンスタントに所得が出ている会社からみると、有利に働いているわけですが、
遡及適用により納税者が不利益を被るのは困りますから、しっかりと検討して頂きたいところです。
後出しじゃんけんはズルいってことですよね☆
類似業種比準価額に新たに追加される予定の2年平均株価等は6月中旬公表予定とのことで、いずれにしても、6月までは税務上の結果が分からないというモヤモヤした日々をあと1ヶ月半過ごさなくては(^^;)
写真は庭のねぎ坊主
結構可愛いです♪