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若手税理士のいろはにほへと

若手税理士のいろはにほへと

   

日常の税理士業務の中で気がついたことや、研修や書籍で得た情報を含め、雑多にアップしたいと思っております。自分の勉強ノートを公開した程度のものだとご理解ください。特に税務知識については、同じような経験をされて判断に迷われている方のお力になれればとてもうれしく思います。なお、掲載した日時点の税法であり私自身の知識・経験によりますので、最新の情報や実際の取扱い等についてはご自身にて十分にご確認下さい。

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ブログその他

AP-CADの使用感

2015年07月15日|近藤会計

小田原の税理士の近藤慎之助です。

財産評価のうち、土地の評価はなかなか大変な作業です。

現地調査や、役所調査などを済ませたあとは、、、

評価のベースとなる図面の選定。

公図、地積測量図、実測図、道路台帳(小田原だと道路境界確定図面)などなど。
現況に最も即した図面を選びます。

選んだ図面を基に三斜求積。
これにかなりの時間がかかるわけでして、、、汗

さらに不整形補正率の算定に想定整形地を作図します。

これらの作業を一気にズバッと解決してくれるソフトがAP-CAD。
東京アプレイザルという会社の作成した土地財産評価のためのシステムです。

以前から気になっていたのですが、ようやく購入してみました。

とりあえず試用版から始めたんですが、なかなかの良い使用感だったので正規版を購入。

想定整形地測定はアッという間に完成するので見事です。
対象地の頂点をつないで、対象地を確定し、その後に想定整形地をはめ込む。
ものの5分で不整形補正率が算定できます。
これは確かに便利だ!!
縄延び・縄縮みも、確認のための基準地(例えば地積測量図に測量対象地と残地が記載されている場合)があれば、図上面積が一瞬で分かります。

ソフトがシンプルなのもありがたいです。高性能だと機能が使い切れないですし、操作が難しくなります。このくらいがベストですね。

ただ、気になる点としては、
1.PDFデータは使用できないこと。JPEGでも構わないのですが、出来ればPDFが良いかと。変換のひと手間がめんどうです。

2.A3の図面に対応していないこと。これは私的に、結構致命的です。
 地積測量図、公図などなど図面はだいたいがA3が基本なので、、、これは早急に対応して欲しいです。

この点が改善されたら間違いなく税理士は「買い」ですね♪

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