2014年11月28日|近藤会計
小田原の税理士の近藤慎之助です。
平成26年分の相続税の申告のためのチェックシートが9月に国税庁より公表されていました。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/sozoku/checksheet2014/index.htm
よくよく見れば、東京国税局が公表している、相続税の申告のためのチェックシートと内容が異なるのですね。
名古屋国税局とも異なるようで、、、全国で統一してください!
さらにさらに、税理士法第33条の2の書面添付に係るチェックシート〔相続税〕なるものもあって。
私は税理士法第33条~の文章が一番しっくりしますし、現在はこれを使用しています。
税理士向けに公表したものだから、内容がだいぶ掘り下げられています。
たとえば、、、
・現金預貯金について、相続開始前5年間程度の期間の入出金を確認したか。
→ やっぱり、5年分位は調べて欲しいのですね。相続人の方に5年分請求するのはなかなか。。。過去の取引履歴は金融機関によってはかなり高額です。
・被相続人の住宅ローンのうち、団体信用生命保険に加入していたことにより返済不要となった債務を債務控除していないか。
→ これは追加するべきです。ミスったら致命的ですよ。私の手続書には以前より入れていましたが、、、
おそらく、税理士でもよく間違える論点をまとめてあるのではないかと。
注意すべき論点が見えて面白いです!