2014年11月29日|近藤会計
先日参加しました、柴原先生の研修で、「相続財産完全防衛額」の紹介がありました。
私はこの言葉初めて聞きました。
要は、相続税をすべて生命保険金で支払いましょう。そのためには生命保険にこれだけ入っておく必要がありますよ。
というもの。
ご承知の通り、非課税枠(500万円×法定相続人数)を超えた死亡保険金は相続税の課税対象になるわけで、例えば相続人が一人の場合、1000万円の相続税を支払うには1000万円の生命保険に入れ保険金だけで相続税を賄える、というわけではありません。500万円までは非課税ですが、非課税枠をオーバーした500万円は相続財産に上乗せされるからです。オーバーした500万円に対応する相続税を支払うにはさらに生命保険金が必要になり、その生命保険金がさらに相続財産に上乗せされ、、、と、上記の相続財産完全防衛額を算出するには循環計算(ループした状態)を続けながら数値を確定する必要があります。
これを遺産総額毎に表にまとめたのを柴原先生が作成されたとのことでして、研修でいただきました。
でも、みんなが勝手にマネしてネットで公開しているのは少し悲しいとのこと。柴原先生の名前載せればいいよ!とのことなのでご紹介です。(柴原先生の研修は実務家ならではのお話が多く、とても参考になりました。)
ご興味のある方はご相談ください。